神部宣啓(カンベセンケイ)
昭和60年生まれ
神奈川県立麻溝台高校卒業
立正大学経済学部経済学科卒業
立正大学在学中に僧階単位取得
平成21年春、信行道場修了し日蓮宗僧侶になる
平成23年春、結婚。現在3児の父
平成25~28年布教院3回修了
令和元年、青柳寺第28世住職就任
現在に至る…
神奈川県立麻溝台高校卒業
立正大学経済学部経済学科卒業
立正大学在学中に僧階単位取得
平成21年春、信行道場修了し日蓮宗僧侶になる
平成23年春、結婚。現在3児の父
平成25~28年布教院3回修了
令和元年、青柳寺第28世住職就任
現在に至る…
住職のブログ 令和6年施餓鬼法要を執り行いました!
2024-08-08
こんにちは!住職です
8月5日、年中行事である施餓鬼法要を執り行いました。
本年も新盆(約一年以内に亡くなり、今回初めてお盆に帰ってくる方)と新盆以外の方を分け、
午前午後二部制の法要を行い、それぞれ100名前後の方々にご参列いただきました!
昨年同様非常に暑い中お越しいただき誠にありがとうございました
午後の施餓鬼法要の終わりに、広島県の中学2年生が書いた作文を読ませていただきました!
長いので簡単にまとめますと。。。
夏休み中、部活動で学校に何度も通っていた際に、
掃除当番がいないのでトイレが汚れていたことに気づき、トイレ掃除を始めた一人の学生。
綺麗になっているのが当たり前ではないこと、目に見えない苦労があって自分たちは支えられていることに気づきます。
今様々な人に自分が支えられていることに感謝し、次は自分が支えられる立場になっていきたい。
という決意が述べられた作文でした。
自分が中学2年生の時を思い返しますと、そんなこと考えたこともなかった気がします
14歳という年齢で、素晴らしい「気づき」を得られたその経験に感動し、お話させていただきました
世の中のすべての物事は当たり前ではなく有り難いものです。
私たちの今ある命も勿論、様々なご縁によって存在する、有り難いものです。
施餓鬼法要は有縁(父母やご先祖様)、無縁(計り知れないご縁)の方々、
かけがえのない存在に感謝の心を捧げる大切な法要です。
そういったことに「気づき」を得られる法要とも言えるかもしれませんね
ご参列いただきました皆様、
当たり前ではなく有り難い存在への感謝のご供養、
誠にお疲れ様でございました!
お手伝いいただいたお上人様、
総代世話人の皆様(特に炎天下の中、駐車場整備してくださった方々)
お暑い中、本当にありがとうございました!
住職のブログ 境内整備!
2024-07-04
こんにちは!住職です
梅雨入りしたはずなのですが、もう真夏かのような日が続いております
皆様いかがお過ごしでしょうか?
先日は原上人、磯野上人にお手伝いいただき、境内整備を行いました
まだ7月の初めだから、なんとかいけるだろうと思っていましたが、暑くて大変…
しかし有り難いことに雨ではなかったので、作業は捗りました
今回の作業では鐘楼堂(かねつき)付近に砂利を撒く前段階の作業として、沢山の土を掘り起こしました!
数十年、特に見た目は変わっていないのですが、山の方から知らぬ間にどんどん土が流れ込んでいたようで、
今まで敷いてあった砂利を飲み込み、雑草が出てくる場所が増えてきてしまいました…
特に青柳寺と鹿島神社の境が顕著で、今回はその部分の土を撤去しました!
事前にお世話になっている石屋さんに相談していて、
「かなりの量の土が出てくるので大変ですよ」
と言われていましたが、想像以上に出ました
完全に一人では無理な量だったので、原上人と磯野上人には本当に感謝です
まだ砂利が敷き終えてないので未完成な状態ですが、一先ず安心!
ただいつもと違う状況なのでお参りの方は気を付けてください!!
これからも少しずつですが、境内等諸々の整備を進めていきたいと思います
追伸
ここ一か月程色々ありましたが、ブログに書けていなかったので、少しだけ写真で報告させていただきます!!
住職のブログ 谷口小学校の子供たちが来てくれました!
2024-06-01
こんにちは!住職です
昨日は谷口小学校3年生の子たちが地域のことを学びに青柳寺まで来てくれました!
コロナ禍以降、クラスの中での班別少人数で来てくれたことはありましたが、
ひと学年全員で来てくれたのは久しぶり!
約100人の生徒と先生・引率の方がお越しになりました
子供が増えているとは聞いていましたが、
私が通っていたころよりもずっと大人数でびっくりしました!
いただいた時間の中で、お寺の紹介・お坊さんのお仕事の紹介・隣の鹿島神社のこと・
地域のこと・小学校の隣を流れる境川のことなど、クイズを交えながらお話させていただきました
質問の時間には大勢の子が手を上げてくれましたが、全員の質問に答えることができず、
また上手に答えられない質問もあって、終わった後に反省…
みんなごめんね…
実はいつも子供たちがお寺に来てくれる時に不安に感じていることがあります
それは、お寺は歴史のあるもので、子供たちにとっては古臭く感じられ、
楽しくないんじゃないかな?という不安です…
でも実際は質問の時間以外にも、キラキラした目で色々な質問をしてくれたり、
興味津々に色々なものを見回ってくれたりします(嬉しい!!)
もしかしたら、子供たちにとっては初めて見るもの知るものばかりなので、
逆に新しいものに見えるのかもしれませんね
谷口にある唯一のお寺・青柳寺として地域の子供たちの為に、
これからもできる限りのことはさせていただこうと思います
皆さん本当に来てくれてありがとうございました!
引率の先生方、お疲れ様でございました!
ちなみに
一番難しかった質問は
境川はいつから流れているんですか?
でした
住職のブログ 新築お祝い!落慶式!
2024-05-31
こんにちは!住職です
昨日は横浜のお寺様の本堂庫裡落慶式にお手伝いをしに行って参りました!
落慶式とはお寺の新築または改築工事が完成した際に行うお祝いの式典のことです
滅多にないお祝い事!終始賑やかで和やかな素晴らしい式でした
今回お寺を落慶することとなった方は、私が僧侶になってから公私共に大変お世話になっている先輩で、色々な思い出を共有してきた方です。
いつもスマートで頼れる先輩ですが、大変なご苦労をされてきました。
学生の頃に先代(父親)を亡くし、その後先先代(祖父)の指導で僧侶になられたのですが、その数か月後に先先代まで亡くなられてしまいました。
僧侶になったと言っても、20代前半の若者…
本当に右も左もわからない中、一人でお寺を守る重責を担うことになりました
今よりも上下関係がずっと厳しい時代、諸先輩方に鍛えられながら、
地道にがんばってこられたわけですが、きっと沢山お辛いことがあったと容易に想像ができます
新たなお堂を構えるまでには至ったのは仏祖三宝・諸天善神のご加護、
多くの方々のお力添えは勿論のこと、ご自身の努力の賜物であります!!
昔、修行でお世話になった先生に
「水鳥は優雅に泳いでるように見えるが、私たちには見えない水面下では激しく水をかいているんだ
苦労をしているところは見せず、優雅な姿を見せられるお坊さんになってください」
と教わったことを思い出します!
正に先輩はそういう方で、苦労を見せず、いつも格好いい姿しか見せない方!
見習わなくてはいけないなと改めて思いました
素晴らしい落慶式のお手伝いをさせていただき、多くの刺激をいただきました!
本当にありがとうございました
落慶という文字
「落」は、はじまりを表し
「慶」は、よろこびを表す
つまり落慶とは
「よろこびのはじまり」
という意味があるそうです!
これから益々よろこびが溢れるお寺様になっていかれることを心よりお祈り申し上げます
住職のブログ 久しぶりのお説教!
2024-05-16
こんにちは!住職です
昨日は横浜立正協会(横浜市日蓮宗寺院有志の団体)主催の行事に参加し、
高座説教をさせていただきました
高座説教とは様々な儀式に則り、法のお話をしながら、
日蓮聖人のご生涯を語る伝統的な布教方法です。
落語や講談の元になったとも言われています
基本的に布教院という修行機関に入った人が会得するもので、
日蓮宗僧侶の中でもできる人はかなり少ないです。
(地域によって変わりますが、横浜周辺にはできる人が比較的多いです)
コロナ禍でお説教の機会が減ったこともあり、
本格的に高座説教をしたのは約6年ぶりでした…
先述した通り、儀式や日蓮聖人のご生涯を語る「繰り弁」というものがあるのですが、
カンペの用意ができないものなので、完璧に覚えなくてはなりません
6年でこんなに忘れるものかとショックを受けつつ練習し、なんとか本番に間に合いました!!
どれだけお釈迦様や日蓮聖人の教えを伝えられたか分かりませんが、
少しでもいいので、聴衆の方々の人生によい影響となっていれば有り難いです
約45分と長時間ではありましたが、
ご参加いただいた皆様、ご清聴いただきありがとうございました!