神部宣啓(カンベセンケイ)
昭和60年生まれ
神奈川県立麻溝台高校卒業
立正大学経済学部経済学科卒業
立正大学在学中に僧階単位取得
平成21年春、信行道場修了し日蓮宗僧侶になる
平成23年春、結婚。現在3児の父
平成25~28年布教院3回修了
令和元年、青柳寺第28世住職就任
現在に至る…
神奈川県立麻溝台高校卒業
立正大学経済学部経済学科卒業
立正大学在学中に僧階単位取得
平成21年春、信行道場修了し日蓮宗僧侶になる
平成23年春、結婚。現在3児の父
平成25~28年布教院3回修了
令和元年、青柳寺第28世住職就任
現在に至る…
住職のブログ とっても怖ーいお稲荷様??
2022-02-10
こんにちは!住職です
今日は2月最初の午の日「初午」。
お稲荷様の祭日ということで、お経をお読みしに行って参りました!
青柳寺のある地域は昔から谷口と言われておりますが、
昔から谷口の中にお稲荷様を祀るいくつかの講中(仲間や組合のようなもの)があり、
歴代住職が毎年この日にはお経をお読みしに回っております!
お稲荷様のご利益としては五穀豊穣が有名ですが、開運、商売繁盛、家内安全、病気平癒など様々なご利益がある神様として昔から親しまれ、
最近では土地を豊かにすることや商売繁盛がかけ合わさり、不動産の神様として大切にされている方々もいるとか
さて、お稲荷様は怖い!というイメージお持ちの方いらっしゃいますか?
私は昔から誰から聞かされたのかは覚えていませんが、怖い神様というイメージが多少ついております…。
実はこれには訳がありまして、
お稲荷様は神道と仏教の二つが融合した神仏習合の神様としてよく祀られておりまして、
その習合した仏教の荼枳尼天(ダキニテン)という神様が、元々は夜叉という怖いお方であったことから、
このイメージがついているようです
今は人々に多くの幸福をもたらす神様なのですが、ぞんざいな真似をしては恐ろしいことになるかもしれない…。
というのが潜在的に心の中にあるのでしょう!
因みに学問の神様で知られている菅原道真公「天満大自在天神」にも同じようなお話があります。
徳川家康らもお稲荷様を大事に信仰していたことがエピソードとしてあるそうなので、
昔からそのお力、ご利益としては間違いなく絶大!!
幸も不幸も表裏一体ですね
これからも講中の皆様と共に心を込めて手を合わせていきたいものです!
住職のブログ 信行会新年会!
2022-01-17
こんにちは!住職です
今日は青柳寺信行会新年会でした!
昨年行われた新年会以来、ずっと休止していた信行会でしたが、
久しぶりに皆さんのキャピキャピ!?とした元気な話し声が聞けてとっても嬉しかったです!
なんだか本堂がいつにも増して華やかな感じがしましたよー
今年も昨年に引き続き、千葉県市川市遠壽院大荒行堂で、命を懸けた百日間の修行を積まれてきた原裕真(ハラユウシン)上人による御祈祷を受けていただきました。
「感謝」と「誓い」を胸に、皆様と共に仏祖三宝諸天善神にお祈りさせていただきました!
こうやって皆さんと共に手を合わせられることが本当に幸せです!
ご参加いただきありがとうございました
さて!
今年から感染対策をしながら、通常の信行会を再開していきます!
お経をお読みする勉強会が基本ですが、仏様のお話を聞いたり、会員同士のちょっとした雑談など、他にも様々なことを行っています!
そんなに意気込まなくても大丈夫です!お寺が好き!イキイキ生きるきっかけが欲しい!こういったお気持ちがあれば問題ありません
もし信行会にご興味のある方はお気軽にお問い合わせください!
大体月に一度のペースで、平日の10時から開催していますよー!
また!
原上人は基本週一ペースで青柳寺にお手伝いに来てくれています!
個別にご相談やご祈祷をしてもらうこともできますので、厄払い・合格祈願・安産祈願・新車のお祓い等々…
ご希望やお悩み事がありましたら、お気軽にお問い合わせください!
住職のブログ 雪!
2022-01-07
住職のブログ? 来年はどんな年? ~壬寅五黄土星の一年~
2021-12-22
こんにちは!青柳寺御祈祷担当の原裕真です
年の瀬も押し迫ってまいりまして、何かと気忙しい毎日ですが、皆様お変わりございませんか?
~干支九星気学とは~
さて、今回のブログでは、来る新年がどのような一年になるか「干支九星気学」の観点からご紹介したいと思います!
令和4年の干支は「寅」ということは、多くの皆様がご存じかと思いますが、正確には「壬寅(みずのえとら)」が正解です。
干支(えと)は、“十干(じっかん)”と“十二支(じゅうにし)”を組み合わせたものを指します。
その起源は古代中国へと遡り、後に陰陽五行説と結びついて、それぞれの組み合わせによって、意味を成して行きました。
陰陽五行説では、“十干”は太陽を象徴とした生命循環、“十二支”は月を象徴とした生命循環を表していると考えます。
また、干支は統計学ともいえます。
長年にわたって積み重ねられた“世の理”を知り、明日に備える拠り所となる暦といったところでしょうか。
この干支に、さらに星の動きによって運勢を示唆する“九星”が加わり、その年がどういう運勢を持つ年なのかをより詳しく知ることができます。
~五黄土星の壬寅について~
改めまして、令和4年は「五黄土星の壬寅」年です。
まずは、“九星”の「五黄土星(ごおうどせい)」について解説してまいりましょう。
令和4年は、「五黄土星」の年。土の強いエネルギーを持った他の八星を支配する帝王の星が巡る年です。
破壊力、腐敗などの意味を持ち、変化と育成、つまり大きな変化に伴って、新しいものが生まれる予感があります。
続きまして「壬寅(みずのえとら)」はどのような意味があるのでしょう。
「壬」の文字が意味するのは、“妊”という文字に通じて、厳しい冬の寒さに耐えて蓄えた陽の気で、次の代の基礎を固めている様子といわれます。
イメージとしては、種から発芽した芽が土の下で膨らみ、土が盛り上がった様子です。
また、「壬」は十干の9番目にあたり、生き物の成長サイクルに当てはめますと、次の命を育むための準備をする時期といえます。
一方、「寅」は十二支の3番目で、新しい生命の誕生の時期。
「寅」の文字は、“螾(ミミズ)”に通じ、春の胎動の様子を表しています。
暖かくなった春先にミミズが土の中で動き始め、発芽を促し、秋の豊穣へと繋がるイメージです。
冬が厳しければ厳しいほど、春の陽気に包まれた発芽は力強く、新しい生命の誕生を予感させてくれるのが、「壬寅」の組み合わせといえます。
長かったコロナ禍の自粛生活から生まれた「新しい生活様式」に期待が持てる1年になりそうです。
~十二支のお話~
ここで、皆様にも馴染み深い「十二支」に関して少し掘り下げてご紹介したいと思います。
十二支の概念というのは、もともと古代中国紀元前の殷から戦国時代にかけて確立された天文学に基づく“暦(れき)”が起源といわれます。
天空を12等分して、年や月などの周期的な時間の流れを表す体系を、より広く周知するために身近な動物をあてはめたのです。
つまり、それまで記号で表していた「十二支」に「動物」を割り当てることで、一般庶民の理解を深め、普及させることが狙いでありました。
より分かりやすく説くために、その動物を割り当てた物語を広めました。
その物語の内容は、長い歳月をかけて口伝えで広がるうちに、微妙に変化し、諸説あるようですが、本筋は変わらないようです。
十二支を動物に割り当てた物語はこんなお話です。
大昔のこと。
神様が動物たちにお触れを出しました。
「元日の朝、新年の挨拶に私の元へ出向け。一番から十二番目までに来たものを1年間、動物の大将にしてやろう」と。
それを聞いた動物たちは、元旦を心待ちにします。
ネコはネズミから「挨拶に行くのは、1月2日の朝だよ」と聞いていたので、それを信じて出発しませんでした。
そして元日の朝、日が昇る前に、動物たちは一斉にスタートしました。
歩くのが遅いことを自覚していたウシは、夜の暗いうちに出発。
そのため、新年の太陽が昇った時に一番に現れたのはウシでした。
しかし、神様のお社の門が開くと同時に、ウシの背に乗っていたネズミがいち早く一番で到着。
実は、牛小屋の天井で牛の身支度の様子を見ていたネズミが、出発の際に、ウシの背中にピョンと飛び乗っていたのでした。
こうして、ウシは二番となり、トラ、ウサギ、リュウ、ヘビ、ウマ、ヒツジと続きました。
また、挨拶に向かう途中、サルとイヌが大喧嘩を始めたので到着が遅れ、その仲裁に入ったのがトリということで、サル、トリ、イヌそして十二番目に到着したイノシシを最後に、十二支の順番が決まったというお話です。
ネコは嘘を教えたネズミを恨んで、今でもネズミを追い回し、
十三番目に到着したイタチは、何度も神様にお願いして、みんなに内緒で、月の最初の日を“つ・イタチ”と呼んでもらうことになった、カエルも参加していたが、途中でヘビに呑み込まれた、という話も寓話として伝わっています。
十二支は古代中国から日本に伝わったものなので、十二支があるのは、中国と日本だけと思われがちですが、実は、韓国、台湾、チベット、タイ、ベトナム、ロシア、モンゴル、ベラルーシ、ブルガリア、トルコ、インド、アラビア、イランなどにも十二支はあり、それぞれの国によって十二支を構成する動物が微妙に異なっています。
長くなりますので、このお話はまたの機会に
~まとめ~
辛く厳しい冬はいずれ終わり、暖かい春が来る!
冬が厳しいほど、春の芽吹きは生命力に溢れ、華々しく生まれる
令和4年は、そのような期待が持てる一年になりそうです
ただし、「五黄土星の壬寅」は、世界全体の一年間の運勢になりますので、個人の運勢の巡り合わせや相性によっては、期待通りの年になるかどうかは、また別物といえます。
春の胎動が大きく花開くためには、地道にコツコツ自分磨きを行い、実力を養うことが肝要です!
しかしながら、どう頑張っても「気」が良くならない、元気が出ないという場合は、厄年や悪い星回りが作用している可能性もございます…
令和4年が厄年に当たる方は、添付の「令和4年の厄年早見表」をご参照くださいませ!
厄年の方の「厄除けの御祈祷」や九星気学で悪い星回りに当たる方の「悪星退散の御祈祷」などのご相談は、青柳寺までお気軽にお問い合わせください。
御祈祷を受けられた方には、仏様・神様の魂を込めた「特別祈祷木札」と、お財布などに入れて肌身離さず持ち歩ける「御守」をお授けいたします。
有名なお寺や大きな神社で流れ作業的に受ける御祈祷ではなく、皆様一人ひとりの心に寄り添った御祈祷を目指しております
それでは、来る新年が皆様方にとって幸多き一年になりますよう、心よりご祈念申し上げております!
住職のブログ 谷口小学校の子供たちが来てくれました!
2021-11-25
こんにちは!住職です
昨日は谷口小学校の子供たちが、地域の様々なところを巡りながら学習をする「まちたんけん」で来てくれました!
お寺のことやお坊さんのことを主にお話ししましたが、小学校低学年の子たちに伝えるのは本当に難しい
できるだけかみ砕いてお話しするよう、努力はするのですが、かみ砕きようがないものもちらほら。。。
プロジェクターを使って、視覚的にも分かりやすいように善処はしましたが、みんな少しはわかってくれたかな??
正直、不安です!!
いつも勉強を教えている先生方は本当にすごいなと頭が下がる思いでした!!
さて、昔は寺子屋といって、お寺でお坊さんが勉強を教えていたこともあったそうです!実際に青柳寺もそうだったとか。
識字率の低い時代、お坊さんはお経を読むため字が読めていたので、貴重な存在だったのでしょう。
ただ、今は学校もあり、先生もいるので、お坊さんにその役割は必要ありません。
だからこそ、お坊さんがするべきことは、子供たちの心の成長を促す勉強を教えることなのかもしれませんね!
私自身も良い経験となって、これから様々な面でこの経験を生かせていけそうです!
谷口小学校のみんな来てくれてありがとうございました!
引率の先生方、保護者の皆様もお疲れ様でございました!